勉強ができるようになる方法?!

勉強ができるようになる方法を1つ記載しておきます。

誤解語を察知し解決する唯一の方法として、グロッキー気味になったり、「もうろうとする」(疲れたり、眠くなったり、あたかも麻酔や麻薬をとったようにぼーっとなる)のを待っていては遅過ぎます。 読んでいる本の上にかぶさって眠りそうになっている人がいたら、その人は もうろうとしているでしょう。 それが起こるずっと前に、誰かがその生徒に誤解語を探させるべきでした。 勉強の進みが遅れたり、15分前ほどは「冴えて」いないことに気付いたら、その時こそ誤解語を探す時です。 誤解された句や考えや概念ではなく、誤解された単語を探すのです。 その主題がわからなくなる前に、必ず誤解語があるのです。 基本的な単語クリアーは以下のように行われます。 1. 生徒の勉強はあまり速く進んでおらず、前ほど「冴えて」いません。また単に熱意を失った様子を示しているか、コースに時間がかかり過ぎているか、あくびをしているか、興味のない様子を示しているか、いたずら書きをしているか、空想にふけるなどしています。 2. そうしたら、その生徒は文章の前の部分に戻って誤解語を探さなくてはなりません。 必ず誤解語があります。例外はありません。 誤解語は2ページ前、またはそれよりも前にあるかもしれません。しかし必ず、生徒が今勉強しているところよりも前の部分です。 3. 単語が見付かります。 前に戻って探しているうちに、生徒が見付けます。 見付からない場合は、その文章から誤解語の可能性のある単語をいくつか選び、「○○はどういう意味ですか?」と尋ね、その生徒が正しい定義を言えるかどうか確認します。 4. その生徒は、見付かった誤解語を辞書で調べ、誤解語をクリアーにするステップに従って、その単語をクリアーにします。 口頭でいくつか文をつくり、その中でその単語を使うようにします。その単語を理解したことを文ではっきりと示せるようになるまで、それを続けます。 5. その生徒は、その誤解語が含まれている文章を読みます。 それでもまだ「冴えた感じ」にならず、どんどん先へと進みたがらず、気持ちが前より明るくならなかったりしたら、その文章のそれより前の部分に別の誤解語があります。 上記のステップ2から5を繰り返せば見付かります。 6. 生徒の頭が冴え、楽しそうであれば、勉強を先に進めます。その場合、誤解語があった箇所から、彼が理解できなかった部分(ステップ1が始まったところ)まで進みます。 その生徒は、その主題の勉強に熱意を持つようになるでしょう。これが基本的な単語クリアーの最終結果です。 (誤解語が見過ごされたり、テキストのより以前の部分に誤解語がある場合、この結果が得られることはありません。 その場合、ステップ2から5を繰り返します。) 生徒が勉強に熱意を取り戻したら、勉強を続けさせます。 良い単語クリアーとは、来た道を引き返すことです。 その生徒が鈍くなったように感じたり、混乱してしまったところよりも前の箇所を探さなくてはなりません。そうすれば、そうした困難が始まる前のどこかに、その人が理解していない単語が見付かるでしょう。 その単語が見付かってクリアーにされてもその人が冴えた感じにならなかったら、その単語よりさらに前に誤解語があります。 このことは、次のデータを理解すればはっきりとするでしょう。状況が解決しない場合、生徒が一見苦労しているように見えるものは、実は本当に苦労しているものではありません。さもなければ、それは解決されるはずですよね? 自分が理解していないものが何かを知っていれば、生徒は自分で解決できるはずです。 ですから、生徒が自分は理解していないのだと思い込んでいるものについて話し合っても、埒(らち)が明きません。 困難はより以前にあるのです。 単語に狙いを定める 単語に狙いを定めるには、生徒に全く問題がなかったところを見付け、そして生徒が現在苦しんでいるところを見付けることです。 誤解語は、そのふたつの間にあります。それは、生徒に問題がなかった、一番最後の部分にあるのです。 基本的な単語クリアーは、上述の通りに行えば、非常に素晴らしい効果を示します。

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