禁断症状を和らげる。
薬物は、その使用者がやめようとしようものなら、その人にひどい代価を支払わせることにもなりかねないものです。
「禁断症状」と呼ばれる症状が始まるのです。 禁断症状は、もはや薬物を取っていないということに対する身体的、精神的反応です。 それらはひどいものです。 どのような拷問よりもひどいものです。
したがって、その人には次のような問題が生じてくるのです。
A. 薬物を取り続け、薬物に捕らわれたまま、その先もずっと苦しみ続ける。
B. 薬物をやめようとすると、耐えられないほどのひどい苦しみを味わう。
これは、やっても死ぬ、やらなくても死ぬといった類いの問題でした。
医学はこの問題を十分には解決しませんでした。 精神療法もまた不可能でした。
現在、この禁断症状という問題に関してはふたつの取り組み方があります。その両方が、適用されるべきものです。
1. 栄養学者の実験によると、十分なビタミンとミネラルは薬物からの離脱を助けるようである。
2. 軽いオブジェクティブ・プロセスは、段階的な離脱を容易にし、それを可能にする。
養学上のデータ
世界的に著名な栄養学者、アデル・デイビス氏によれば、禁断症状に対処するにはビタミン療法が効果的だということです。
禁断症状に苦しみ、衰弱する危険にさらされる人に対して、薬物依存を断ち切るようにとただ忠告する代わりに、患者は多量のビタミンを与えられます。 ここで、情報を提供するためにそのデータを繰り返します。
ドラッグ・ボム
「ドラッグ・ボム」と呼ばれているビタミンの処方は、薬物離脱からの影響を打ち消すのに効果的であることがわかっています。 その処方には以下のものが含まれます。
1,000ミリグラムのナイアシンアミド(ビタミンB複合体のひとつでニコチン酸ではない)。 これは精神的な動揺を打ち消すのを助けます。
5,000 IUのビタミンA。
400 IUのビタミンD。
800 IUのビタミンE。
2,000ミリグラムのビタミンC。
500ミリグラムの炭酸マグネシウム(ビタミンCの効能を高める)。
25ミリグラムのB6。
200ミリグラムのビタミンB複合体。
300ミリグラムのB1。
100ミリグラムのパントテン酸。
こうして処方されたものは、人が薬物依存をやめようとしている間、1日に4回、約6時間置きに服用するべきです。 (行なう場合は専門家助言を得て下さい。)
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