コミュニケーションのサイクル?!

「コミュニケーションのサイクル」と「2方向のコミュニケーション」は、実際にはふたつの異なるものです。 もし私たちがコミュニケーションの構造(実際の構造とその構成部分)を厳密に調べてみれば、コミュニケーションのサイクルそのものは、2方向のコミュニケーションではないということがわかるでしょう。ここではジョーがコミュニケーションを始める人です。 それは彼の第一の衝動です。 この衝動がビルに向けられます。 ビルはそれを受け取ります。次にビルは、答えかアクノレッジメントをビル´として発し、そのアクノレッジメントがジョー´に送り返されます。 例えばジョーが「調子はどうだい?」と言ったとします。 ビルはそれを受け取り、それからビルは(2番目の起因となって)ビル´として、ジョー´に送り返す「元気だよ」という言葉で、それに答えます。このようにして、そのサイクルは終わります。ここではビルがコミュニケーションを発します。ビルは「景気はどうだい?」と言います。ジョーはこれを受け取り、それからジョー´または2番目の起因として、「うん、まあまあだね」と答えます。そしてこの答えは、ビル´によって受け取られた時にアクノレッジされます。 この両方の図を見てみると、(図Aにおいては)二次的な「起因」に対するアクノレッジメントは、ジョー´によるうなずきや、満足そうな様子によって表されるということがわかります。また(図Bにおいては)ジョー´の「元気だよ」という言葉はビル´のうなずきや、コミュニケーションを受け取ったということを表現するものによって、実際にアクノレッジされます。

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